認知動作型トレーニングの併用
高地トレーニング効果には、個人差が大きいことが指摘されていますが、「高地環境」と「認知動作型トレーニング」の組み合わせによって、より高い効果を上げることができます。
認知動作型トレーニングとは、小林寛道東京大学名誉教授が開発したトレーニングシステムです。
「スプリントトレーニングマシン」に代表される認知動作型トレーニングマシンを用い、スポーツ能力の向上や健康の増進を高めます。
運動に対する身体操作能力を向上させるためには、脳・神経系と筋肉の働 きの連係が必要です。「認知」とは、脳の知的な働きを意味し、脳の働きが大きく関与する「動作」を練習することから認知動作型トレーニングと名付けられました。
小・中高校生の運動能力向上(運動神経系の改善)や、スポーツ選手の競 技力向上にかかわる走力や身体操作能力の改善は、動作の質を高めることによって実現されます。正しい動作で競技することは、スポーツでのけがの予防にも役立ちます。
認知動作型トレーニングは、外見からは見ることができない「体幹深部筋(ボディー・インナーマッスル)」を無理なくしっかりと強化することができ、生活習慣病やメタボ対策にも役立ちます。